6/10/2006

地球の脅威!

洞爺湖は2000年の有珠山周辺地域の爆発直後に
火山爆発が沈静化してから来たのはとても久しぶり。。
一部がもうすでに観光地化していました。

写真ではわかりにくいですが、以前国道として使っていた
道路の真ん中からいきなり噴火したそうです。

元国道

火山の土砂でできた水溜りの場所が以前の道路で
その先に道路が続いています。

写真の右手の旧町道が散策道路になっていて
火口付近まで歩いていかれます。

こちらの写真は町道側から水溜りを見た写真
建物は以前は観光施設かなにかだったようです。
元観光施設

ずたずたになった旧町道。左側が隆起しています。


元道路

遊歩道を登ったところ。。
右手の遊歩道沿いが上の町道の続きで
手前で左の方にカーブしています。見る影もありません。
町道の残骸

山の上から噴火湾方面を写した写真です。
手前が最初に噴火した火口
そのすぐ下に見えるのが、洞爺湖名物「わかさいも」の工場で
さらにその下に民家が見えます。
左手からわかさいも工場のすぐ右側を国道が通ってました。

元わかさいも
こちらは手前側の火口
水道工事をしていたそうで、重機が放棄されています。
また、昔使っていた切れた水道管も見えます。

火口

現在も噴火が続いている「西山火口」
生きている地球を体感できます。

西山火口

帰り際に、もうすっかりベタな観光地になってしまった
昭和新山も寄ってみました。

昭和新山

こちらも、昭和18年ころただの畑だったのが2年間で
約500mも隆起した山というので驚きます。

戦争中でみなさん忙しくて
北海道で新しい山がひとつできたなんて
内地の人はまったく知らなかったそうです。

結局この昭和新山にしても、西山火口にしても
有名な活火山の「有珠山」の外輪山になるようです。

観光バスなどの旅行だと、洞爺湖や昭和新山など
けっこう短時間でスーっと通り過ぎてしまいますが、
今回のように電車でじっくり北海道に上陸して
のんびりと動き回ってみるとまた新しい発見がありました。

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