バンクーバーから東京に戻ったあと、東京で時差ぼけのまま仕事をこなし札幌に出張へ行きました。今回はスケジュールもタイトだったので、いつものシェラトン札幌にステイして、翌朝8時には札幌駅前にある営業所に出発しなくてはいけなかった上まだまだ時差ボケが残っていたので地下にあるスパにも行かずに寝てしまいました。
翌日、仕事も終わり夕方の東京行きの飛行機に乗る前に札幌駅発新千歳空港行エアポートライナーの待ち時間のほんの30分ほどの間に札幌駅構内前でやっと落ち着いた食事を取ることができました。
札幌は何年か住んでいた私にとって、実は東京ほどあまり美味しい物が少ないと感じていた場所で、実際北海道全域を見ても意外とおいしい食べ物の種類が少なくけっこうガッカリした記憶があります。
そう。ほとんどが観光客向けにたいしくおいしくない物を高い値段で出す店ばかりが目につきました。その中身は実はほとんど輸入物だったりします。
北海道で有名なジンギスカンだって、最近「生ラム」を使ってる店が多くなって、もちろんそこそこおいしかったりするのだが、どうして生ラムが増えたのか?店主に聞くと「ニュージーランドから生でたくさん入ってくるようになったからねぇ」と堂々と話していたのが結構ショックでした。結局、関東経由なんだ~。。と。。。。
その中において、この白いアスパラは毎年6月頃にしか食べられない季節物として私の大好物であります。
時間もなかったので駅前の炙り屋みたいな居酒屋だったのですが、じっくりとホワイトアスパラを炙り焼きしていておいしく頂きました。私自身はホワイトアスパラのてんぷらを塩につけて食べるのが好きです。
さて、北海道の食材がおいしいかどうか。。。って言うのは、もちろん人それぞれ。。なのですが、まずみなさん喜んで食べている割にはおいしくないのが「すし」です。
もちろんネタは新鮮なものを使っていますので刺身ではおいしいものもあるのですが、しょせん「すし」は冷え飯が基本なので冷めたらまずい「北海道米」を使っているすし屋はまずNG、看板に「魚沼産こしひかり」などとうたっている札幌市内の高級すし屋にも何軒か入ってみましたが、ブレンドが悪いのか炊き方が悪いのか保存状態が悪いのか。。。まず、おいしくない。。。というわけで私は北海道では、いつも刺身ばかりを食べていました。
ただ、北海道米が必ずしも「不味い」というわけでもなく、炊き立てのごはんであればかなりおいしいと感じていました。とはいえ、冷え飯でも甘くておいしい上、炊き上げを冷凍にしてしまってもおいしい魚沼産こしひかりにはかないませんな。。
あとは、すしネタ!実は北海道は意外と種類が少なく、白身と言えばソイくらいなもの。。。あとはエビ、カニ、ホタテ、北寄貝くらいなもんでしょう。エビ、カニなんてほとんどロシア産だし、ホタテも実は陸奥湾産のほうが安くておいしい。
積丹半島沖で取れる本マグロなんてのもほとんどが東京に行ってしまうので、道内じゃほとんどおめ
にかかったこともない。(まったくないわけではないが。。。)
まあ、それでも素材を荒っぽく調理してもおいしいわけだから、北海道には気の利いた板前なんてものは皆無だし、いたとしてもすぐに食材の豊富な東京に行ってしまうよな。
まあ、そんな中でも6月のホワイトアスパラとバフンウニはほんとうに時期が限られるしだけに、また来月の出張が楽しみだ~!!
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