宿泊した稚内全日空ホテルは
利尻島、礼文島行きやサハリン行き
フェリー乗り場のまん前に位置し
正面に見えるのが離島行き、右手がサハリン行きの
フェリー乗り場、遠くに見えるのが宗谷岬です。
ホテルの部屋から有名なモニュメントの
「北防波堤ドーム」が見えましたので外に出てみました。
建造物があまりに綺麗なので
例によって税金の無駄遣いの最近の建築物かと思ったら
昭和11年に建造したものだと聞いて驚きました。
写真はネットで偶然見つけた1990年頃の写真で
まだ蒸気機関車がモニュメントとして残っていたようですが
やはり強烈な潮風により腐食して
現在は車輪のみが残っていました。
今年4月にオープンしたばかりの観光施設
「
稚内副港市場」に当時の再現やパネル写真などで展示してあり
ある意味ラッキーでした。
こちらには当時の様子がかなり詳しく写真入りで展示してあり
祖父が勤務していた鉄道の様子や、ここに来てわかった
稚泊連絡船という名称なども知ることもできました。
こちらの写真もネットで見つけたものですが
祖父が少年期過ごした大泊市街と
たぶん通っていたと思われる大泊中学校の写真です。
大泊市は終戦当時35,000人、樺太全体では
約400,000人もの人が住んでいたそうです。
北海道庁ならぬ樺太庁というのは
ある意味大きな県庁だったわけですね。
これらの北防波堤や稚内港駅、稚内桟橋駅も
大正3年に「王子製紙」が樺太に工場を作ったあとに
大量に人が流入しはじめたあとの昭和11年以降の話で
祖父はもうその頃には東京にいたはずなので
これらの施設は知らなかった。。ということになります。
さて、この稚内副港市場はいわゆる観光市場と食堂や売店
それに温泉施設まであってとても快適な場所でした。
市場と言えばもちろん、ウニをめざとく見つけ
本日の夕食はここで買ったウニとボタンエビとお弁当
それにワインをホテルの部屋に持ち込んで
結構ゴージャスな夕食となりました。
写真のバフンウニは3箱で2000円!!
スプーンでアイスクリームのように食べました。
あまりにも大量に食べたので
翌日少しお腹の調子が悪くなりました。。。
バフンウニ3つで2000円!!