6/08/2007

札幌から稚内へ

先週の続きを行うため、金曜日仕事が終わったあと
飛行機で札幌入りし、「シェラトン札幌ホテル」に1泊

札幌からは「特急スーパー宗谷」で一路稚内へ向かいます。

左が「特急スーパー宗谷」、右が「旭山動物園号」です。
JR北海道が動物園人気にあやかって走らせています。
名物のシロクマをデザインにあしらった電車で
子供たちにも人気があるようです。

スーパー宗谷と旭山動物園号

「特急スーパー宗谷」のグリーン車は革張りで落ちついたデザインです

グリーン車車内

この電車は直線区間で複線の札幌-旭川間は
かなりのスピードで走っていくのですが
単線でカーブの多い旭川-稚内間ではとても時間がかかります。
なんとなく写真もスピード感ありますよね?

スピードの速い美唄駅付近

旭川に停車

いよいよ旭川からの単線区間に入りました。
旭川からは3時間半の「汽車」の旅となります。
北海道は電化区間が少ないので
いまだに「電車」ではなくて「汽車」と呼ぶ人が多いですね。

和寒付近の単線区間

手塩中川の駅に停車。
思えば、先日戦後閣僚としてはじめて現職で自殺したM大臣。。
もともと森林行政に携わっていて
その原点が確かここの営林署長だったけな。。
きっと利権をむさぼっていたに違いない。。。

手塩中川駅

さて、このあたりを過ぎると手塩川が線路に平行して流れています。

天塩川

手塩のあたりをも過ぎて、稚内まであと1時間を切ってくると
線路の両側にだんだん高い木がなくなってきているのがわかります。

稚内まであと1時間

稚内到着まであと30分以下となったあたりで
線路は日本海沿いに出ます。運よく車窓から利尻島が見えました。

日本海と利尻島

そして、日本の鉄道の最北端稚内駅に到着しました。
やはり期待通りのモニュメントがありました。

日本最北端の駅

線路自体も港まで通じてないのでほんとうにここでおしまいです。

線路はここでおしまい

私の場合は、2週間に分けて東京から到着しましたが
昔の人はここから札幌や東京めがけて鈍行列車を乗り継いで
行ったのでさぞかし大変だったのでしょう。

そう。。。樺太出身の私の祖父「徳次郎」が
若干19歳の推定大正8年(1919年)に樺太の大泊市から
海を渡ってここ稚内に到着し、当時の国鉄に乗って
はるばる上野駅を目指したそうなのである。

今回の旅はその足跡を確かめたかったというのが
本当の目的なのでした。。。

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